file-keeperでPhotoshopとかIllustratorでバージョン管理?する

1年くらい前から始めてるプライベートでの開発ですが、yourdeviceくらいしか発表できるものがありませんでしたが、ついに第2段が完成いたしました。

何を開発したか

私が業務でもプライベートでも開発をする時に使っているアプリケーションはSublime Textとターミナル(Cygwin)です。

Sublime Text でコードを書いて、ターミナルでGitコマンドを叩いてコーディングの結果と履歴を保存していきます。

Gitコマンドはコーディングの履歴をたどれるので不具合があった時とか、どんなコードを過去に書いたかがわからない時とかに簡単に参照ができるのでとにかく非常に便利なのです。

自分の書いた過去のコードの中身が簡単に見られるので、まあとにかくホントに便利です。

ですが、Gitは普通のテキストファイルしか見られません。

PhotoshopとかIllustratorとかのファイルも管理はできますが、どんな編集をしたかみたいなとこは見られません。

それがずっと悩みだったのです。

PhotoshopとかIllustratorの編集履歴の中身を見られるものを自分で作ればいいと思いましたが、それ作るの大変そうだな?と思ってあきらめていました。

先日、会社の同僚とPhotoshopの話をしている時、「Photoshopを保存するたびに自動的にバックアップを取ってくれるライブラリとか今はあるかもね」と何気なく私が言いました。

自分で言った発言がその後も気になっていて、これ、自分で作れるよなと思いました。

やりたかったPhotoshopとIllustratorのバージョン管理「みたい」な感じのことができるなと思いました。

で、作ったのがfile-keeperです。

file-keeperの使い方

  1. Node.jsのインストール

Node.jsをインストールします。2019年7月20日時点では10.16.0 LTSをオススメします。

  1. file-keeperのインストール

WindowsならコマンドプロンプトかCygwin、Macならターミナルを開きます。
file-keeperはWindowsでしか動かしていませんが、MacもLinuxも動くはずです。

で、下記のコマンドを叩きます。

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$ npm install -g file-keeper

これでfile-keeperのインストールが完了です。

  1. バックアップを作りたいPhotoshopファイルの場所に行く

さっき開いたWindowsならコマンドプロンプトかCygwin、Macならターミナで下記のコマンドを叩きます。

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$ cd <行きたいディレクトリ>

コマンドプロンプトの場合、エクスプローラーで目的のファイルがあるフォルダを開いてShiftを押しながら右クリックでそのディレクトリに移動した状態のコマンドプロンプトが開きます。

  1. file-keeperの起動

3で移動したディレクトリが表示されているのを確認して、下記のコマンドを叩きます。

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$ file-keeper
  1. ファイルのバックアップ

目的のファイルをPhotoshopで開いて編集して、保存します、すると自動的にファイルのあるディレクトリにdistディレクトリができあがり、保存された瞬間のファイルがコピーされます。

で、保存するたびにそのファイルがコピーされます。

同じファイル名だと保存のたびに上書きされてしまうので、自動的にその瞬間の日付と時間を入れてファイルを保存します。

こんな感じ

何を言っているかよくわからないかもしれないので、こんな感じです。

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nantyara_folder/
|- backupsitai.psd < これをバックアップする
|- dist/ < ここの中に日付を付けて保存
|- backupsitai_20190720_220855.psd
|- backupsitai_20190720_220856.psd
|- backupsitai_20190720_220901.psd

nantyara_folderの中にバックアップしたいPhotoshopファイル「backupsitai.psd」があるとします。

nantyara_folderに移動してfile-keeperとコマンドを叩いてから、「backupsitai.psd」を開いて保存すると、保存するたびにdistの中に日付の付いたファイルがバックアップされていくという仕組みです。

もちろんPhotoshopだけでなく、Illustratorファイルでもいいですし、WordでもExcelでもOKです。普通のテキストファイルでもいけます。

詳しくは下記を参照してください。

npmのfile-keeperのページ

使ってる技術

基本はNode.jsです、というかNode.jsだけ使ってます。

実際に使えるか

検証中です。実際の業務でまだ使っていないので自分で使って改良してきます。

何も告知してないのにもかかわらず、公開1週間くらいで150くらいダウンロードされてます。
多いのか少ないのかわかりませんが、ちょっとうれしいです。

タイトルに「バージョン管理」というワードを入れちゃいましたが、Gitみたいにバージョン管理できるわけではありません。
保存ごとに新しいファイルができていくので、実際に管理するにはそれを一つ一つ開いて確認しなきゃならないので「管理」というよりも「バックアップ」です、あおってすいません。

よかったら使ってみてください。