2024年8月19日 月曜日

10:00

会社の入り口の手前でビルの清掃員らしき女性が携帯で話していた。

かなり激高している、「私だって人間なんですから!」と言っている。

どんな無理難題を押し付けられたのか。

19:00

会社を出ると稲光。

空気も少し冷たい。

急坂を配達のバイクがぎゅいーんと登ってくる。

19:45

電車から降りたら大雨だった野で少し待ってから歩いて実家へ。

母と一緒に夕飯を食べる。

前から気になっていた母の携帯代金を確認する。

本人は月に5千円ほどだと思っていたようだが、やはりと言うべきか1万円を超えている。

最近携帯会社のサイトにログインできなくなってしまったから確認できなかったと言っているが、だったら引き落としを見ればいいではないか。

老母から金を搾り取る携帯会社とそれに気づかない母に怒りが沸く。

20:45

雨の止んだ道を家まで歩く。

母の携帯代金のことがずっと頭の中でグルグル回っている。

私が安いプランに変更してあげるからと言って家を出たが、一事が万事この調子でもはや私が母の支出のすべてを管理しなくてはならないかもしれないと思い始める。

親のお金の心配をなぜ子供がしなくてはならないのか。

何で親のしりぬぐいをしなくてはならないのか。

こんなことを考える私は薄情なのだろうか、恩知らずなのだろうか。

20:50

私の親は毒親ではない。

でも「毒親」という単語を聞いたときに妙に胸がざわざわしたのは、親と子の関係にはなんらかの「毒」的なものが含まれるのではないか?と私が常々感じていたからなのではないかと思った。

うまく言いにくいが親と子という関係は何らかの中「毒」症状なのではないか。