今週の日曜日は参議院選挙の投票日。
選挙公報を見てみると、排外主義、差別のオンパレードの政党が何個かある。
人気取りのために掲げているのだろうが、だからと言ってこういのに政権を取らせたら危ない。
オレンジの政党(参政党)が作っている新憲法案を見てみたが、彼らはいつの時代に戻ろうとしていのだろうか。
参政党という党名がよくわからない、投票権を持つ人たちは投票により参政しているんだけどな。
日本人ファーストは当たり前じゃないかみたいな言説があるけど、特定のグループをファーストにするってのを政治とは言わないよ。
昨日、井の頭線に乗っていたときのこと。
20代くらいの若い男性2人がドア付近で「参政党」について話していた。どうやら会社の同僚のようで、仕事帰りの様子。
一人(Aとする)が「最近参政党に興味あるんだよね。東京ではかなり強いらしいよ」と話し出した。
もう一人(Bとする)は「政策が大事だよ」と返し、スマホでYouTubeの動画を流して2人で小さな音で見始めました。
Aは「いいじゃん、いいじゃん」と何度も頷き。
そして「共産党って中国人だよな」と言い出した。
正直、書いていて気分が悪い。
まるで何かの宣伝のようだったし、もしかしたら本当に宣伝だったのかも。
彼らは誰かに聞かせたがっているような様子だった。
ドアのところに立ち、車内側に体を向けてスマホで音声を出してyoutube見るかな、そういうタイプの若者2人を私は初めて見た。
彼らは「ヘイトがしたい!それを言ってくれる政党がいい!」ということなのだろう。
彼らから発せられる剥き出しの「悪意」、吐き気がする。
私は2人のその「会話」は、私に対する「攻撃」だと感じた。
私はその「攻撃」を跳ね返すほど強くないし、それを跳ね返す「武器」も持っていない。
ある集団への「悪意」を拡散させるような政党が議席を取り、さらには与党にでもなったら何が起きるか想像できないのだろうか。
その悪意はそのうちこっちに向いてくるのだ。
今のうちに言っておく。
参政党には入れるな。本当に。
(もちろん日本保守党とかもダメだよ)