- 書名:『山川 世界史総合図録』
- 著者:成瀬治、佐藤次高、木村靖二、岸本美緒、桑島良平
- ISBN:978-4634040212
- 刊行日:1994/01
- 価格:781円(税抜)
- 発行:山川出版社
- ページ数:212
- 形態:横長大型本?
今年家を買った。
と言っても、まだ土地しか買っておらず、家も完成していない。完成は来年2014年の3月の予定だ。
私は今三鷹市内の北部に住んでいるのだが、新しい家は市内の南部となる。私の母も市内北部に住んでいるのだが、定年を迎え一人きりで広い家に暮らしている。私と二人暮らし用に借りていた家なので、広くて家賃も高い。
今私が住んでいる家からは近いが私が新居に引っ越すと、今では徒歩15分ほどの距離が徒歩40分ほどの距離になる。
定年後も働いてはいるが、いつまでも働けるわけではなく、家賃などは一番の無駄遣いではないか?そもそもうちにはお金はない。母親を助けないわけではないが、ある程度無駄遣いは控え自分の老後に備えてほしいのだ。
なので息子としては老人一人が住むそれなりの小ささの家に引っ越してほしいのだが、母の家の中はモノだらけで、引越しはかなり大変である。そもそも引越しの話自体、母は前向きではないようなのだが・・・
モノだらけの一因を作っているのが家を出た息子の部屋である。つまり私の部屋だ。下記の画像は今から半年くらい前のものである、部屋の全体像が見えないので散らかり具合がわかりにくいが本だらけで足の踏み場がない。
今私が住んでいる家は狭いのでホントウに必要なものしか持ってきておらず、捨てるかどうか悩むものは全部母の家の自分の部屋に放って置いてある。
で、今回家を買うのでしかるべきものは新しい家に持って行き、そしてそれ以外のホトンドのモノは捨ててしまい、母の引越しへのやる気を促進させようという目論見なのである。
11月のはじめより毎週末の休日に実家に行き片付けをしているが、いっこうに片付かない。
思い出の品などが多く、フムフムと見入ってしまうのだ。
山川の世界史総合図録は、おそらく浪人時代に買ったものだ。私は史学科を受けるつもりであり、受験の選択科目は世界史だったので予備校でテキストと一緒に買わされたのであろう。
この図録は面白く、受験勉強中に読みふけってしまうこともしばしば。試験に出るはずのないとこも覚えて無駄な時間を使っていたわけである。
がさごそと自分の机をあさっていると懐かしい手紙やら、自分自身の書いたメモなども出てくる。小学校時代の友人のものであろうノートなども出てくる。
ああ、懐かしい。
自分の通知表なども出てくる、先生の書いている評価を見ると、「本人は自信がないようですが、自信を持って準備して行えばちゃんとできる子」などと書かれていて今と言われていることが変わらんじゃん!と思ったりして・・・
まあ作業が一向に進まないのである。
半年前の写真を載せたが、その状態と今はホトンド変わっていない。
成果と言えば、出てきたプラモデルを同僚にあげ、その同僚が近所の子供にあげて、その子供が非常に喜んでいた、ということくらいで、なんも進んでいない。
というかモノが捨てられない。
などと考えていると懐かしいテレホンカードなどが出てきて、あ、世界の名車シリーズ!オレンジカードも出てきた!あずさって昔こんな色だったよなカッケー、これはのぞみ!などとホントウに前に進まない。
あ、これは今の会社に入った直後に先輩とやり取りをしていたくだらないポストイットではないか!
私は自分のデスクのPCの筐体にやらなきゃいけないことをポストイット書いて貼っていた。
筐体一面にズラリとポストイットが並んでいて、壮観であった。それに目を付けた当時の先輩が私が帰った後にくだらないことを書いて貼っていたのだ。
下記の左のものは福本伸行の人気漫画『アカギ』のセリフらしい、これは先輩が書いた。
そいで、右が私の返答である。
「無毛がハゲを光らせる」、確かに。うまい、オレ!
次のは、
「じっと手を見る 啄木」に対して
「そっと毛を剃る 毛ガニ・富山」
である。
これは自分で書いて、オレ、駄洒落うまいななどと一人で悦に入っていた。ってどうでもいい話だ。
こんなものの写真を撮っている場合ではない。
で、片付けはいつ終わるのか。
妻には2ヶ月で終わる!と言ったが年が変わっても何も進んでいないかもしれない。なんて妻には言えない。
頑張れ!オレ!自信持て!
はたらけど、はたらけど
なお、我が部屋片付かざり
ぢっと手を見る
と、ホコリだらけ、ハクションッ!