2024年1月11日 木曜日

9:35

電車のドア横の手すりみたいなものとシートとの間にある空間、あそこにシートもしくはシートの区切り的な手すり側を背にして立つ行為に名前はついているのだろうか。

通勤電車に乗ってシートに座ると窓を背にする形になる、混んでないと大体の人がこの形で電車に乗ることになる。

混んでいるとシートに座る窓を背にする組と、シート客に相対して吊革につかまり窓側を向く人たちの組が出来上がる。

そんな2組とは違う方向を向いているのがドアの横のシートを背に立っている人たちの組である。

あのドア横の地帯の名前は椎名誠の著作のどれかで「愛の三角地帯」と名付けられていたと記憶するが、googleで「椎名誠 愛の三角地帯」と検索したもののそれっぽいものは出てこなかった。

で、本題に入る。

会社に行こうと京王線に乗ったら、ドア横の手すり付近(愛の三角地帯)的なところが空いていたのでそこに体を滑り込ませた。

滑り込ませたと言ってもそんなに混んではいなかった。シートは全部埋まっているが立っている人たちはドア付近に固まってる程度の乗車割合だった。

そこで本を読もうと思ったのだが、私の目の前に男性がドアに寄りかかって立って、さらに私の方を向いている。

ドアの真ん中のあたりに寄りかかって立ってくれればちょっとはいいのだが、真ん中よりその男性はこちらに寄っている。

で、彼はスマホをいじっているので私の本とぶつかりそうなのだ。

いや、私の本の下に彼のスマホが潜り込んでいるくらいだ。

そんなにこっちに寄りたいのか青年、私のことが好きなのか。

いや、彼のスマホも気になるのだが彼はさらにしきりに鼻をすすっているのだ。

ズルズル。

本に集中したいがスマホの画面が視界にチラチラと入る。そうかインスタグラムを見ているのか、そうか。

インスタで鼻がズルズルしているのか、だったらしょうがないか。

君に名前を付けてあげよう、インスタ・ズル夫だ。

私はズル夫が気になって本に集中できない、あっちは私のことが好きで寄ってきていてこちらも気になっているとなれば2人は恋の道にまっしぐら。

やっと明大前に着いたと思ったらズル夫も降りた、私たちは気が合うようだ。

ズル夫が私の前を歩いていく、思ったより背が小さかった。さっきは気づかなかったが上着もズボンも同じ茶色だった、うーん、あまり私好みではない。

あ、そういえば私も今日は上下とも茶色だった。

私とズル夫はかなり気が合うようだ。

まる。

2024年1月9日 月曜日

9:45

会社の最寄りのまいばすけっとできんぴらごぼう、カップみそ汁、飲むヨーグルトを買う。

300円ちょっと。

これと家から持ってきたご飯で昼ご飯を食べる。

高校1年生の時によく食べていたからあげ弁当が500円だったことを思い出した。

高校の玄関に12時くらいになると毎日近所のお弁当屋がやってきて弁当を売っていた。

生徒たちが群がってお金を握りながら売り手の女性に自分の欲しい弁当を連呼しているという輪の中に私もいた。

特にからあげ弁当が好きではなかったが、他の弁当よりはマシという理由で選んでいた。

私の手に握られていたあの500円はたぶん学校に行く前に母さんからもらっていた500円玉だろう。

それから20年以上経ったが、私は毎日の昼めし代に500円は出せない。

どういうことだ。

11:30

今日会社に来ているのは6人。

新年明けたが会社はスカスカだ。

今年の漢字はたぶん「空」になるのではないだろうか。

2023年12月18日月曜日

8:45

寒くなった。

やっと最近買ったダウンジャケットを着られる。

20:15

書原で本の雑誌の2024年1月号を買う。

935円也。

年末特集号なのでいつもより高い。

書原は来年の1月に閉店するようだ。

残念なことである。

書原で本の雑誌の2月号を買うことはできるだろうか。

20:16

書店は駅に入っている啓文堂だけになる。

10年前に越して来た時に、「何も無い」街だなと思ったが北口の書原だけは「何も無い」中で「何かがあった」。

何もない駅がさらにスカスカとなる。

つつじヶ丘はどこを目指しているのか。

2023年12月8日金曜日

高速道路

9:00

今日は在宅勤務なので勤務前に散歩に出かけた。

近所には高速道路が通っている。

一部区間で高速道路が谷を通っているので、それを超える跨線橋が何本かある。

今日は上り路線が渋滞している。

赤いか黄色い車が来るまで見ていようとしたが白と黒ばかり。

9:05

平日は仕事の車だから白と黒ばかりなのだろうか。

全然楽しくないね。

やっと黄色の車が来た。

2023年12月1日金曜日

9:50

駒場東大前で電車を降りて、東大構内にあるイタリアントマトに行く。

実際はイタリアントマトみたいだが、店の名前はカフェヴィッゴーレだった。

ややこしい。

カフェラテ430円也。

猪野健治の『日本人とやくざ』を読み終わる。

12:10

会社の電子レンジで家から持ってきた弁当を温める。

今日はギョーザなので社内にニオイが充満しないか気になる。

でも、半数はリモート勤務なので気にしなくていいか。

20:00

会社のPCというか開発環境が少しおかしくなる。

ちょっと設定を変えただけだったのだが大ごとになった。

なかなか直らない。

来週に持ち越し。

22:15

神泉から井の頭線に乗る。

井の頭線は混んでないのにドア周辺に溜まる乗客が多い。

来週に持ち越しのものがあることもあり非常にイライラする。

2023年11月16日木曜日

9:20

信号機故障で京王相模原線が止まっていて、京王線も遅れていた。

明大前の乗り換え時に「9時40分頃に運転再開の予定”見込み”です」というアナウンスが流れていた。

予定と見込みはほぼ同じ意味じゃないか。

予定だと80%くらいの確率で動きそうな感じだが、それにさらに見込みを掛けると60%くらいになる感じか。

9:45

久々に駒場東大前で降りた。

河野書店で小田嶋隆の『ア・ピース・オブ・警句』を買う。

500円なり。

11:00

今日会社に来ているのは6人。

がらーんとしている。

最近は社長も週の半分くらいしか来ない。

21:15

つつじヶ丘の書原で「本の雑誌」2023年12月号を買う。

770円なり。

もう今年は残り1か月ちょっとなのか。

2023年11月1日水曜日

9:15

電車の中で「本の雑誌」2023年11月号を読む。

服部文祥の連載「サバイバルな書物」で

宇宙戦艦ヤマトと銀河鉄道999と機動戦士ガンダムで育った我々の世代は、現実の戦争は感情的に否定(する振り)して、物語の中では戦闘行為にカタルシスを得るというダブルスタンダードで生きることを学んでいった。 (本の雑誌 2023年11月号 P95)

という部分があった。

ガンダムを見つつ、戦争を楽しんでいいのか?と自問自答していたが、そうか私はダブルスタンダードで生きていくことを学んでいたのか。

21:12

「本の雑誌」2023年11月号を読み終わる。

1年分くらい本の雑誌が溜まっていたのを意識的に読むようにし始めて何ヵ月経っただろうか。

遂に家から未読の本の雑誌が無くなった。

本の雑誌購入歴は20年くらいで毎月ほぼ欠かさず買っているが、この状態はおそらく初であろう。

私史上の快挙である。

パチパチパチ。

2023年10月18日水曜日

9:00

久々に新宿の西口に来たら小田急デパートが工事中だった。

小田急とハルクをつなぐペデストリアンデッキも閉鎖されていた。

知らないうちにどんどん知っている建物が無くなっていく。

9:45

毎年来ている大久保の健診センターで健康診断。

山王と大久保に健診センターがあり、会社のメンバーのほぼ全員が山王に行っているが私は山王が嫌いなのでこっちに来ている。

大久保は落ち着く。

9:55

腹部の超音波エコー検査がとにかく痛い。

毎年痛い。

恨みでもあるのかというくらいグリグリとやってきてとにかく痛い。

でも悔しいから痛いとは言わない。

11:30

渋谷の山手線のホームに降りたらまた何かが変わっていた。

多分1年ぶりに渋谷の山手線ホームに降りたはずだが、何かが前と違う。

でも何が違うかよくわからなかった。

階段を上がって中央改札を出るとわけのわからないところに出た。

2023年10月16日月曜日

20:45

つつじヶ丘駅に着いてホームに降りて、改札まで行くときに行先案内の掲示板に「構内は禁煙です、トイレ内などで喫煙をする”不審者”を見つけたら駅員にお知らせください」と出ていた。

禁煙と不審者がなんで結びつくのか。

吸っちゃいけないとこで吸っていたら即不審者なのか。

吸っちゃいけないとこで吸っているのはただのマナー違反で、マナー違反が不審者になるのか。

だったら明大前駅の構内があんなに汚いのも不審者のせいにしたらいい。

京王線よ何様だ。

値上げした金をくだらない電光掲示板に使ってるのか。

恥を知れ。

2023年10月6日金曜日

9:32

電車の中で本の雑誌を読む。

沢野ひとしの「小海線物語」に見覚えのある風景の絵が載っていた。

雨池だ、父と昔に行って印象に残っていたところだ。

結構有名な池なのか。

9:45

神泉で改札を通ると209円引かれた。

10月から京王線の運賃が上がったのだ。

前は178円だったのに。

1割近い値上げだ。

消費税払わなくてよくなればこういう値上げもチャラになる。

21:15

つつじヶ丘の「書原」で『1973年に生まれて』を買う。

店内をウロウロしたが見つからなかったので店員さんに聞いたら持ってきてくれた。

1540円なり。

本の雑誌で紹介されていたので思わず買ってしまった。