我々は何を待っているのか

オミクロン株が日本で大流行する嵐の前の静けさなのか新型コロナの感染者数は低い数で横ばいが続いている。

私が今勤める会社は出社人数が数人という状況がまだ続き、多くのメンバーはリモート勤務をしている。

毎日定時にプロジェクトのメンバーでリモート会議をしているのだが、いつも最後はコロナの話題となる。

オミクロン株の濃厚接触者がサッカー観戦をしていたというニュースが会議で話題にのぼった、会議のメンバーはその接触者にはかなり批判的で罰金刑を課せだとか、名前をさらした方が抑止力になるとか言っている。

罰金はともかく名前をさらすなんてどうかしてるがそんな判断力もつかなくなるほど疲れているのだろうと思うことにした、だって会社の同僚がそんな狭量な人間だと思いたくないから。

でもこんな意見が大半だとしたらコロナに感染したなんて軽率に言えないよね。

だから黙って観に行っちゃうわけなんだろう。

卵が先か鶏が先かという話だけど、感染者に優しい社会はたぶんいい社会だ。

新型コロナウィルスの感染が広がり始めた1年半くらい前から私はずっと何かを待っている、最近は何を待っているのかよくわからなくなってきた。