出社するかリモートか、それとも

新型コロナウィルスの流行は落ち着いてきたように見える。

私の所属する会社も週3日は出社してよと言ってきた。

会社の業績がそこまで芳しくなってきたということもあり、経営陣には焦りが見える。

業績があまりよくないのはリモートワークによる「コミュニケーションの減少」が原因であり、さらにその原因を作ったのは新型コロナへの「特別対応」であるリモートワークだ!という論法になっているようだ。

さらに、我々従業員に対して経営感覚を持ってコストを意識しろと言ってきた。これって経営陣が従業員に言っちゃいけないやつである。それはそのままあんたらにブーメランであるということがわかっているのだろうか。

「コミュニケーションの減少」が原因なのだとすればそもそもコロナ前からもコミュニケーションは少なかった。転職した当初はこの会社こんなんで大丈夫かな?と思っていたものだ。

経営の方針というのも従業員にはあまり知らされずに決められていて、その分コスト感覚というものが従業員に欠けているなとは確かに思っていた。転職直後に話した同僚が「儲からなくてもいい」というような意味合いの事を言っていて驚いたものである。

私はその時は、潰れそうな会社から潰れなさそうな会社(今私が所属している会社)に転職してきたのでそういう考え方でやっても潰れないのであれば問題ないかもと思ったが、今ではやっぱりそれはまずかったのではと思っている。

私の同僚たちは危機感を持ったようでコミュニケーションを増加させる策を練っているが、私はなんだか非常に覚めている。

そんなもん従業員が考えるもんじゃない、経営陣の仕事だろうよと思う。新型コロナ流行に対する「特別対応」として「リモートワーク」をやらせてあげたじゃん、業績が上向かないのはそのせいだからおまいらどうにかしろよ、ってどんだけ勝手なんだよって思う。

仕事してくれ経営陣。