説明する力が弱くなってる

私の勤める会社では毎年の仕事初めの日に新年のあいさつというものをする、その時に前年の反省と今年の目標とかをみんなの前で発表することになっている。

今年は去年に引き続きリモートでの開催となった。

特に何も考えずに話そうかと思っていたのだが、発表直前に何も考えていない状態だと話すことが全くないことに気づき焦った。

だが時すでに遅し、そのままの状態で発表に突入して、仕事でやりたい(ようなそうでもない)こと、仕事での課題(なのかどうなのかもよくわからないこと)などを話したというかゴニョゴニョとつぶやいた。

自分でも何を言っているのかわからず終始あいまいな笑みを浮かべたまま、みんなの映っているZoomの画面は直視できず発表は終了。

終わった後はぐったりした。

私の後に話した年上の社員は、内容はほとんどないもののゆっくりと笑顔で話していて、新年の挨拶はこうでなくてはならないと強く思った。

ちょっとこれじゃまずいなと思うのだが、まあいいか。

2021年のまとめ

去年の春ごろより始めたリモートワークは今年も続いたが、今年後半になり私は出社日数を増やした。

去年は新型コロナウィルスにより仕事環境が一変したが今年はちょっとだけコロナ前に戻ろうという気持ちが強くなった。

私の仕事および生活が今年はどうだったか下記にまとめてみる。

  1. 自転車に乗る時間が大切になる
    家で過ごしている時間が長いため、会社に向かって自転車を漕ぐ時間が外の世界を味わうための貴重な時間となる。今年は会社までのルートを見直してほぼ住宅街の中の道だけを通って行くという安全ルートに変えた。危ない道を通れば1時間くらいで着くところを1時間半かけて行っているがとても楽しい。

  2. ネットで何かを買うのが習慣化した
    新型コロナが流行する前もネットで色々買っていたが、コロナの流行を境にAmazon Primeの契約をしてまだ継続中。駅前のコンビニとか薬局で買えるもの(ウェットティッシュとか)をネット経由で買うようになった。今まではそういう細かいものは実店舗で買っていた。

  3. 会社に行きたい気持ちが強くなる
    2020年の春の時点では会社に行きたくない気持ちが強かったがほぼリモートワークの状態が1年半以上続くと飽きてくる、緊張感と仕事している感がほしくなる。

  4. 貴重な時間を無駄にしているのではないかという気持ち
    外に出なくてもいいという事が常態化してしまっていることが私の人生における「今」というものを無駄に消費してしまっているのではないかという焦りみたいなものが出てきている。登校拒否になった中学生の時の気持ちと似ている。

  5. この時間はだれかからのギフト的な何かなのではないかという気持ち
    焦りとは逆に、今までだったら何も考えずに外に出ていた時間を、外に出ない時間として過ごしているというのは何かの贈り物的ななにかなのではないかと感じている気持ちもある。なんつーかそう思ってる。

2021年の私の仕事について

去年は1年経ったら終息してるかもと思っていたが、2021年の終わりになっても新型コロナウィルスはいなくならなかった。

私の職場も1月から多くのメンバーがリモートワークで仕事をしていたが、年末になってだんだんと出社組が増えてきている。

今までは週1回程度の出社のお願いだったのが週2回程度は出社をしてくれと経営陣は社員たちにお願いをし始めている。

会社の業績は幸運なことにまだ落ちてはおらず、しばらくは潰れなさそうであるが新しい取引先との仕事が増えたりということもないのでこのままではやばいのではないかなとも思っている。

私の業務自体も去年とあまり代り映えがせず緊張感も乏しい、大いなるマンネリの期間という感じで楽ではあるがこのままではまずいという思いも強いので内心は結構焦っている気がする。

だがしかしなんというか刺激に欠ける一年であった、来年はどんな一年になるのか。

我々は何を待っているのか

オミクロン株が日本で大流行する嵐の前の静けさなのか新型コロナの感染者数は低い数で横ばいが続いている。

私が今勤める会社は出社人数が数人という状況がまだ続き、多くのメンバーはリモート勤務をしている。

毎日定時にプロジェクトのメンバーでリモート会議をしているのだが、いつも最後はコロナの話題となる。

オミクロン株の濃厚接触者がサッカー観戦をしていたというニュースが会議で話題にのぼった、会議のメンバーはその接触者にはかなり批判的で罰金刑を課せだとか、名前をさらした方が抑止力になるとか言っている。

罰金はともかく名前をさらすなんてどうかしてるがそんな判断力もつかなくなるほど疲れているのだろうと思うことにした、だって会社の同僚がそんな狭量な人間だと思いたくないから。

でもこんな意見が大半だとしたらコロナに感染したなんて軽率に言えないよね。

だから黙って観に行っちゃうわけなんだろう。

卵が先か鶏が先かという話だけど、感染者に優しい社会はたぶんいい社会だ。

新型コロナウィルスの感染が広がり始めた1年半くらい前から私はずっと何かを待っている、最近は何を待っているのかよくわからなくなってきた。

社員が逃げた会社みたい

新型コロナウィルスの感染者数は減ってきてはいるが、私の所属している会社のメンバーたちの多くは私も含めてリモートワークを続けている。

私は週に2回は会社に行くようにしているが多くのメンバーは週1回会社に来ている。

会社にいるのはいつも来ているメンバープラス、その日が出勤日の数人で多くて6人くらいというのがほとんど。

前に所属していた会社で業績が悪くなりドンドン歯が抜けるようにメンバーが辞めて行った時もこんな感じだったということを思い出したが、今の会社は業績が悪くなったわけではなく多くがリモート勤務になってしまっただけだ。

リモート勤務が始まったときはリモート勤務はなかなかに快適だったが、1年以上も続けてくると飽きてくる。

私の場合はPCのスペックが家より会社の方がいいので家のPCから会社のPCに繋げて作業をしているのだが、タイムラグがあるため家だとあまりはかどらない。

リモート勤務はいつまで続くのか、もうリモートは週1回くらいで十分だという気持ちになっている。

コントレイルはディープインパクトの後継種牡馬になれるのか

コントレイルがファンの期待に応えて引退レースのジャパンカップに勝利した。

2歳・3歳・古馬でG1を勝ったので種牡馬的にはかなり箔が付いた感じになり、ディープインパクトの後継筆頭に躍り出たことになる。

2022年の種付け料はキズナと同じ1200万円に設定された。

キズナはG1勝利が日本ダービーのみなので、競争成績ではG1を5勝のコントレイルがかなりリードしている。

ただ、キズナは種付け料250万からのスタートでここまで上がってきたので種牡馬実績という意味ではキズナの方がかなりリードしている。

ディープインパクトの後継種牡馬であるには父と同じ三冠馬であった方がいいという強い期待が実績でかなりリードするキズナと同額の種付け料という事になったのだと思う。

ただ、JBISサーチによると2021年の日本の種牡馬数は283頭に対し、父ディープインパクトの種牡馬は38頭で全体の13%も占めている。

さらに、ディープインパクトの父であるサンデーサイレンス系の種牡馬は、フジキセキ、アグネスタキオン、ダイワメジャー、ステイゴールド、ハーツクライ、ネオユニヴァース、ブラックタイド、マンハッタンカフェの系列などもひしめている。

実際、2022年の種付け料のトップは父系が非サンデーサイレンスのエピファネイアとサンデーサイレンスが血統内に含まれていないロードカナロアの2頭である。

これをサンデーサイレンスの血が入った繁殖牝馬がひしめく日本で打ち破るのは並大抵ではないだろう。

勝ち目があるとしたらエピファネイアやロードカナロアなどの天下が10年くらい続き、非サンデーサイレンス系の繁殖牝馬が増えてからかもしれない。

有馬記念を走ってくれコントレイル

明日(11/28)のジャパンカップはコントレイルが一本被りの人気になっている。

前日時点のオッズはコントレイル1.7倍、2番人気はシャフリヤール4.5倍、3番人気オーソリティ8.0倍となっている。

おそらく出てきたらコントレイルと人気を分け合うであろうグランアレグリア(引退)、クロノジェネシス、デアリングタクト、エフフォーリアは出走しないし、さらにBCを勝ったラブズオンリーユーもいないし、ソダシもいない。

ジャパンカップは日本で一番強い馬が世界の強豪を迎え撃つというレースのはずだが、今年は非常に物足りない顔ぶれ。本レースが引退レースでもあるコントレイルが三冠馬なら強いはず!というファンの希望も含めて1番人気に押し出された。

すでに同舞台の日本ダービーを勝っているので、ジャパンカップを勝っても種牡馬的な価値があがるとは思えないが何故か挑戦してきた。

去年もアーモンドアイが有馬記念ではなくジャパンカップを引退レースとしたが、その際はコントレイルとデアリングタクトというその年の三冠馬2頭が参戦していたのでまあ納得できた。

でも今年はコントレイルがジャパンカップを引退レースに選ぶ意味はよくわからない、今年は有馬記念がかなりのハイレベルになりそうなのでそれを避けたように見える。

ジャパンカップが毎年盛り上がりに欠けるのは外国馬があまり来ないのも一つの理由だとは思うが、ジャパンカップを勝った馬が有馬記念に出走しないのも大きな理由だと思う。

ジャパンカップは適当に走っていいから、引退を撤回して有馬記念も走ってくれないだろうか。

私はガンダムという作品を観たことも聞いたこともないし、好きでもなんでもない。アムロと言えば安室ちゃんだし、シャアってなんだよ、おしっこのことか 『アニメと戦争』

アニメと戦争

  • 書名: 『アニメと戦争』
  • 著者: 藤津亮太
  • ISBN: 978-4535587533
  • 刊行日: 2021年2月28日
  • 発行: 日本評論社
  • 価格: 2000円(税別)
  • ページ数: 261
  • 形態: ソフトカバー

私が小学生1年生になった1987年春、わが家にLD(レーザーディスク)デッキと新しいテレビがやってきた。

それまで私はテレビを観ることを禁止されていたが、LDデッキと新しいテレビの到着によりテレビ解禁となりLDも買ってもらえるようになった。

初めて買ってもらったLDはディズニーのアニメだった気がするが小学校3、4年になるとディズニーにはメカが足りないので飽きてきた。

そんな時に買ってもらったのがガンダムの『ポケットの中の戦争』と『逆襲のシャア』だった。

買ってもらったガンダムのLDをセリフを覚えるくらい何回も観た。

第二次世界大戦時の日本・ドイツ・アメリカがごっちゃに投影された「連邦軍」と「ジオン軍」というフィクションが少年の私には妙なリアルさ・ホントっぽさを感じさせてくれた。

それからはガンダムのプラモデルも作ったし、ガンダムを題材にしたゲームも結構やってきた。

でもガンダムを楽しんでる自分もいる一方で、現実世界の戦争はイヤなのに、なんでフィクションの中の戦争はOKなのか?という疑問もあった。

ガンダムを観たり楽しんだりすることへの罪悪感が私の中に芽生え、できれば”ガンダムが好き”であるということを他人に知られたくないという想いも大きくなっていった。

私の本棚やKindleにガンダムの本が並んでいるという状態を他人に見られるというのは、ベッドの下にあるエロ本を誰かに見られるよりも恥ずかしい、というより知られたくない。

「戦争ごっこ」を好む人間であるということを他人に知られるのがイヤなのだ。

実際に自分が戦争の渦中に投げ込まれるのはイヤなクセに「戦争ごっこ」は平気なの?と思われたくないし、実際に自分がそういう人間であるということも認めたくない。

誰かに好きな映画とかアニメ作品とかを聞かれたとしてもガンダムが好きですなんて事は言えないし言ったことも無いと思う(たぶん)。

同年代の友人とのお酒の席で話題が無くなるとガンダムの話題が出ることもあったが、あくまでもたしなみ程度に知ってるよって感じでごまかしてきた。

そんな時に『本の雑誌』に本書が取り上げられていたので、自分の中のアンビバレンツな気持ち的なナニかについて書かれているかと思って買ってみた。

本書は日本のアニメの中で戦争(第二次世界大戦)がどのように扱われてきたのかが書かれている。

主に扱っている作品は『桃太郎 海の神兵』、『ゲゲゲの鬼太郎』、『宇宙戦艦ヤマト』、『パトレイバー2』。

表紙にザクが描かれ帯には富野由悠季の「戦争を見たがる心、したがる心とは何か…」という文が書かれているので、『ガンダム』を中心に「アニメと戦争」を論じていると思ったのだがそうではなかった。

本書はそこには踏み込まずに、まずは日本のアニメにおける戦争の描き方を丁寧に追った感じで、心に踏み込むのは次!という感じだった。

本書の冒頭にある寺山修司の文が非常に気になった。

戦争の本質は、実は少年たちの「戦争ごっこ」の中に根差している。十歳や十五歳の少年が、戦争ファンであるあいだ戦争はなくならない。
少年たちが成長するように、彼らの「戦争」もまた成長していくのだから。
-寺山修司『さかさま世界史』より

これがホントウなのであれば私は『ガンダム』への想いを断ち切らなくてはならない。

ああ、困った。

2021年秋の私の勤務先について

オリンピックとパラリンピックによって新型コロナの感染者数が爆発的に増加するのではないかと私は考えていたがそうはならなかった。

東京都の新規感染者数は二桁台が10日以上続いている。

今私の勤めている会社は去年の春ごろよりメンバーのほとんどがリモートワークに移行し、会社にいるのは数人という状況がまだ続いている。

緊急事態宣言が解除されたら週1回は来るようにとのアナウンスが出たが、今のところメンバーのほとんどは週に1回来るか来ないかという感じだ。

私は今は週2回は会社に行っているが会社のフロアーはガランとしている、メンバーの勤務の仕方はもともとユルユルだったので朝に会社に行くとガランとして寂しいということはよくあったが今では勤務終了までガランとしている。

この勤務形態はいつまで続くのか、リモート勤務が始まった当初は快適だなと思っていたが最近はなんだか落ち着かなくなってきた。

凱旋門賞の売り上げをファンに還元してくれJRAちゃん

毎年の風物詩のようになっているが今年も日本調教馬はフランスの凱旋門賞で惨敗。

馬場適性のありそうなクロノジェネシスとディープボンド、さらにディープボンドが前哨戦を快勝したので今年はいけるか?と思ったがダメだった。

クロノジェネシスは発走直後に外に持ち出し(馬場のいいところを選んだ?)先頭集団にとりついたのでこれはいけるかなと思ったが、先行するはずのディープボンドがまったく前に行けなかったのでこれは馬場がかなり重いのかなと思ったらやっぱり最後の直線で2頭はあまり伸びず。

勝ったのは道悪大好きっぽいドイツ馬トルクァータータッソ(Torquator Tasso)。今年も馬場が合わなかったのか。。。

と言ってもここ10年の凱旋門賞を振り返ると重・不良が6回、良が4回と半数以上は重い馬場で開催されている。

馬場を言い訳にするのであれば直前に出走を取り消すべきで道悪が得意な馬を大挙して連れていくしかない。

春先に10頭くらいの候補馬を選んで全頭をフランスに遠征させて、3走くらいトライアルを走らせて本番に行くエルコンドルパサーのようなスタイルにするべきなのかもしれない。

凱旋門賞指定レースを20個くらい作ってそれの連対馬に遠征のチャンスを与えるのだ。

遠征費と滞在費はJRAが持てばいい。

今年の凱旋門賞の売り上げは53億円で、25%の13億円がJRAに入ってくる。

そこからフランスギャロへ手数料的なものを支払った残りで滞在費は賄えるんじゃないか。

それぐらいやらないとやっぱ勝てないレースなんじゃないか、凱旋門賞は。

凱旋門賞を走った2頭が今年のジャパンカップや有馬記念に出ないとなると日本国内のファンとしてはしらける、じゃあ凱旋門賞出んなよって話になる。

海外レースの馬券発売が開始されたのが2016年、それから5年経つがいまだに日本国内のレーススケジュールと凱旋門賞との関連性がいまいちよくわからない。

JRAとしてはファンサービスのつもりで始めたのかもしれないが、売り上げが自分のところに入ってきている以上売り上げを使ってファンに対してお返しをしなければいけない。

我々は海外レースの馬券購入という形でJRAに対してお金を払っている、そろそろ何かバックしてもいいんではないか。

新しい券種を発売するのが私は一番いいとは思う、凱旋門賞に限り複勝を5着まで拡大するスーパー複勝とかはどうか、まだまだ日本馬は勝てそうもないが5着まで拡大となれば馬券売り上げも上がるだろう。

JRAが主催していないレースなのに50億の売り上げになってしまうのだ、そんな楽なレースの馬券を発売しておいて何もやらないなんてケチすぎるよ、がんばれJRA、応援してる。