検温しても体温を忘れる問題

去年(2020年)の春の緊急事態宣言くらいから私の所属している会社では業務開始時に体温を報告することになった。

リモートの人も出社している人もslack経由で勤務開始の旨と体温を報告する。

私はたびたび検温を忘れてしまい勤務開始時に狼狽しているのだが、そもそも検温したとしても体温を覚えていないことも多くさらに狼狽する。

私は検温を忘れた場合は速やかに常に携帯している体温計をさっと取り出し検温をしているのだが(半分以上ウソ)、世の大半の方々(私以外の人々)はおそらくというかたぶんというか確実に適当な体温を書くことであろう。

私もその気持ちがわからないでもないというかよくわかるというか身に染みてわかるというか、「わかるわかる、それよくやるよね」なんて思うのだが、その場合その体温報告自体に意味はあるのであろうか。

そのことが気になって夜も眠れないし、それが原因で体温が上がり検温を忘れてしまいそうになる。

おそらく適当な体温を報告している多くの人々(私以外)は、適当な体温報告がばれるのを恐れて不眠症になっていることだろう。

そういえば最近私の所属している会社のメンバーたちの勤務開始時間が以前よりも遅くなっているような気がする、やはりみんな適当な体温を報告して、それがばれるのを恐れて不眠症になっているのだ。

適当な体温報告は控えめにした方がいいと、その人たち(私以外)に私は言いたい。