毎年の風物詩のようになっているが今年も日本調教馬はフランスの凱旋門賞で惨敗。
馬場適性のありそうなクロノジェネシスとディープボンド、さらにディープボンドが前哨戦を快勝したので今年はいけるか?と思ったがダメだった。
クロノジェネシスは発走直後に外に持ち出し(馬場のいいところを選んだ?)先頭集団にとりついたのでこれはいけるかなと思ったが、先行するはずのディープボンドがまったく前に行けなかったのでこれは馬場がかなり重いのかなと思ったらやっぱり最後の直線で2頭はあまり伸びず。
勝ったのは道悪大好きっぽいドイツ馬トルクァータータッソ(Torquator Tasso)。今年も馬場が合わなかったのか。。。
と言ってもここ10年の凱旋門賞を振り返ると重・不良が6回、良が4回と半数以上は重い馬場で開催されている。
馬場を言い訳にするのであれば直前に出走を取り消すべきで道悪が得意な馬を大挙して連れていくしかない。
春先に10頭くらいの候補馬を選んで全頭をフランスに遠征させて、3走くらいトライアルを走らせて本番に行くエルコンドルパサーのようなスタイルにするべきなのかもしれない。
凱旋門賞指定レースを20個くらい作ってそれの連対馬に遠征のチャンスを与えるのだ。
遠征費と滞在費はJRAが持てばいい。
今年の凱旋門賞の売り上げは53億円で、25%の13億円がJRAに入ってくる。
そこからフランスギャロへ手数料的なものを支払った残りで滞在費は賄えるんじゃないか。
それぐらいやらないとやっぱ勝てないレースなんじゃないか、凱旋門賞は。
凱旋門賞を走った2頭が今年のジャパンカップや有馬記念に出ないとなると日本国内のファンとしてはしらける、じゃあ凱旋門賞出んなよって話になる。
海外レースの馬券発売が開始されたのが2016年、それから5年経つがいまだに日本国内のレーススケジュールと凱旋門賞との関連性がいまいちよくわからない。
JRAとしてはファンサービスのつもりで始めたのかもしれないが、売り上げが自分のところに入ってきている以上売り上げを使ってファンに対してお返しをしなければいけない。
我々は海外レースの馬券購入という形でJRAに対してお金を払っている、そろそろ何かバックしてもいいんではないか。
新しい券種を発売するのが私は一番いいとは思う、凱旋門賞に限り複勝を5着まで拡大するスーパー複勝とかはどうか、まだまだ日本馬は勝てそうもないが5着まで拡大となれば馬券売り上げも上がるだろう。
JRAが主催していないレースなのに50億の売り上げになってしまうのだ、そんな楽なレースの馬券を発売しておいて何もやらないなんてケチすぎるよ、がんばれJRA、応援してる。