哀しみのないサバイバル小説 『透明人間の告白』

透明人間に迫り来る影

書名:『透明人間の告白(上・下)』

著者:H・F・セイント

翻訳:高見浩

ISBN: 978-4102377017(上)、978-4102377024(下)

刊行日:1992年5月

発行:新潮文庫

ページ数:398(上)、381(下)

形態:文庫

主人公の証券会社に勤める男が、ある研究施設での事故にまきこまれ透明人間となってしまう。彼は透明人間を捕まえようとする当局から逃れるためにニューヨークの街を逃げ回ることとなる・・・

本の雑誌のオールタイムベストテン(過去から今まで全ての作品のベスト)の何位かに入っていたので、面白そうだなと思い読んでみた。

そういえばオールタイムベストという表現ってなんかおかしいなと思っていて、和製英語かなとWebの辞書で調べてみたら、「史上最高の」という意味だった。

和製英語ではなかった・・・

本書は上下巻合わせて700ページ超えの結構なボリュームだったがさらりと読むことが出来た。ただ読むことが出来たのはとても面白かった!からではなく、結末が気になったからである。

透明人間になった男がどのような結末を迎えたのかはあえて書かないが、なんとなく肩透かしをくらわされたような結末ではあった。

この小説の設定で気になる点が一つある。

透明人間の食事場面は出てくるのだが、排泄の場面がほとんど出てこない。

読んだ人ならわかると思うのだが、この透明人間から排泄されるモノが透明か否かでストーリーと主人公の行動に大きな影響が出てくるのである。

もちろん、透明人間になったため排泄はしなくなったのかもしれないのだが、それだと冒頭でおしっこをしている場面の説明がつかない。

それとストーリーと関係ないところで一つ。

訳が古い、訳者のセンスがないだけかもしれないが女性の言葉遣いなどが、今じゃありえないよ・・・というものがあった。20年弱前ってそんなに言葉が違ったかな?と思ってしまう。

そしてこの主人公、なんだか感情移入できない。運命の神様の気まぐれかなんかで透明人間になってしまった主人公、とても哀しそうではあるのだが、なんだか彼の哀しさにリアリティが全く無いのだ。

それは主人公を描写する作者の腕の無さだと思うのだがいかがだろう。

なんだか罵倒している文のようになってしまい、上下巻を律儀に読んだ私はなんだったのか?と思ってしまうが、そこまで悪くは無い小説です、ただ期待してた分、がっかりしたのも確かなのだ。

でもやっぱスマホとパソコンが巷に溢れる現代では、ちょっとこの透明人間の話じゃ面白くないかもしれない。(現代に照らし合わせると違ってくる部分が多々あるんです、過去の作品に現代の価値観を当てはめるのはルール違反なのだけど、とにかく期待が大きかった分だけ落胆も大きかったのです)

Nexus 5Xが欲しいけど9「さよならY!mobile」

Y!mobileからやっと値引きのお知らせ来たる

Y!mobileでNexus 5を使っていると端末代金の完済後(2年目以降)に月額料金が高くなるかも!と私が騒いだおかげかどうかよくわからないが、Y!mobileから値引き(現状維持)のお知らせがやってきた。

kaitei_ymobile20151130

私のY!mobileでのNexus5の現在の月額使用料金は下記の通り、端末代は2016年1月の支払いで終わる予定。

[Nexus 5の端末代込みの月額]

基本使用料:3,696円

オプションサービス料:300円

端末代:2,100円

月々割:-1,556円

合計:4,540円

で、Nexus 5の端末代を払い終わると下記の通り、ふざけんなという料金。2,000円近くの値上げだ。

[Nexus 5の端末代完済後の月額(改定前)]

基本使用料:5,934円

オプションサービス料:300円

合計:6,234円

で、今回の値下げ後の月額料金が下記である。

[Nexus 5の端末代完済後の月額(改定後)]

基本使用料:3,996円

オプションサービス料:300円

合計:4,296円

6,234円が4,296円になっているので、2,000円近く値下げしているように見えるが、よーく考えてみて欲しい。

端末代込みで4,540円だったものが、端末代の2,100円を引いたら2,440円になるはず。

でもそこで、月々割のマジックが効いてくるのだ、月々割は端末代を割り引いてあげていたんですよ、端末代がなくなったら月々割もなくなるに決まっているでしょうが!ということだ。

でも私の感覚からすると端末代を引いた2,440円が正しい金額、だって端末代払い終わってるんだよ、こっちはさ。

値下げと言いつつ実質値上げの事実は変わらんよ、だからサヨナラ

なので、私はもうY!mobileからさよならします。DMM mobileあたりに鞍替えします。

さようなら。

連載終了 「NEXUS 5Xが欲しいけど」バックナンバー

  1. 「理想と現実」
  2. 「Nexus 5のままでいいのか?」
  3. 「Nexus 5、Nexus 6、Nexus 5X、Nexus 6Pのスペック比較してみた」
  4. 「Android6.0は何が変わった?フォントだよ!」
  5. 「Y!mobileでの月額料金が決定・・・」
  6. 「買わないことにした」
  7. 「買わないことにしたけど、欲しくなる」
  8. 「(Nexus 5Xが買えない)Nexus 5ユーザーに送るNexus 5Xとのスペック比較」
  9. 「さよならY!mobile」
  10. 「やっぱりさよならY!mobile」
  11. 「欲しい端末が出てきた?けど」
  12. 「ついにMNP予約番号をって、取れないじゃん・・・」
  13. 「MNP予約番号を取得!そして格安SIMに申し込んだ」
  14. 「格安SIMに乗り換え完了、Nexus 5をしばらく使う予定」
  15. 「Nexus 5の後継機はAcer Liquid Z530に」(番外編)

明治維新は何故明治革命ではないのか? 『増補 靖国史観 日本思想を読みなおす』

靖国史観

書名:『増補 靖国史観 日本思想を読みなおす』

著者:小島毅

ISBN: 978-4480096272

刊行日:2014年7月10日

価格:1,000円(税別)

発行:ちくま学芸文庫

ページ数:154

形態:文庫

明治維新という言葉が何故明治「革命」ではなく、明治「維新」なのか?ということと靖国神社の成立を絡めて説明したのが本書。

明治維新の後に西洋化が進み、それにより日本の近代化がなされてみんな幸せになったという学校教育を私は受けたしそういう印象を持っていたが、そうではなく明治維新では朱子学的(儒教的)な王政復古(革命じゃなくて)がなされたというのだ。

そして明治維新で命を落とした英雄たちを祀っているのが靖国神社であり、その「英雄」たちは江戸時代の考え方からすると革命を企んでいたテロリストであるのだそうだ。

靖国神社は勝った官軍(つまり元テロリスト)だけを祀り、それに負けた賊軍(元政府軍か)は祀っていない、だから靖国神社に参拝してテロとの戦いを標榜する昨今の首相の姿は片腹痛いということなのだ。

まあ、確かに。

靖国神社は太平洋戦争で戦死した兵士たち(A級戦犯もふくめ)を祀っている敗戦国としてのお墓みたいなイメージを持っていたが、そうではなく明治維新の官軍(結果的に勝った人たち)を祀った戦勝国の神社なのだというお話は私には驚きであった。

明治維新の後に日清戦争、日露戦争、そして日中戦争と太平洋戦争に至り日本は戦争に負けることになるのだが、その流れの一旦を担ったというかその流れを作ったのが靖国神社に英雄たちを祀った人たち(生き残った官軍でありテロリストたち)であるのだろう。

だから中国や韓国が、日本の首相が靖国神社に参拝すると怒るのもわかる。(※本書の主張は少し違うが)

靖国を成立させた原因とか、その周辺の事情わかってるの?中国とか韓国が占領されたり占領されそうになったんだよ、知ってるのそのこと、安倍さんよ?とも言いたくなるだろう。

また中国や韓国を侵略するつもりがあるんじゃないの?みたいに考えるのもしょうがない。

で、歴史認識であーだこーだ言って色々国同士がこんがらがってそこに住む人たちが迷惑するから、今日からは何があってもとにかくみんなが仲良くするってのはどうだろう、簡単じゃない?

海外ドラマの隠れた名作、または海外の(アメリカ)のチョコみたいな雰囲気 『航路』

passage

書名:『航路(上・下)』

著者:コニー・ウィリス

ISBN: 978-4789724388(上)、978-4789724395(下)

刊行日:2004年12月20日

価格:各950円(税別)

発行:ヴィレッジブックス

ページ数:665(上)、647(下)

形態:文庫

転職して初めての今年の夏休みは3日間。3週連続で月曜日に休みをもらい、3週連続の3連休とした。

ほぼ家族と過ごしたが、一日だけ自分のために休みを遣い、街をブラブラとした。

新宿に行こうか、渋谷に行こうか、それとも神保町に行こうか迷ったが結局行ったのは立川。

立川にはオリオン書房と言う立川を占領しているような巨大な本屋があり、そこの本店(モノレールを降りたとこにある)が大学時代からの私のお気に入りなのだ。

ワンフロアーにズラーっと本が並び、気持ちがいい。

だが同じ本屋に1日いるというのも大変なので、ブックセンターいとうの本店に行ってみたのだ。

多摩都市モノレールに乗って中央大学・明星大学駅で降りて、中央大学構内をぶらついたあとに大学近くにある本店まで歩いた。

ブックセンターいとうの本店の隣には復活したバーガーキングがあり、本店の1階はお酒やお菓子などを売っていて地方のヴィレッジバンガードのようだった。

2階(3階だったか)には文庫コーナーがあり、背の高い本棚にズラーっと作者名順に本が並んでいた。

普段行くブックオフでは見かけないようなものも多数あり、全部買おうと思ったが、それなりの値段だったので、自分に落ち着けと言い聞かせ、100円のものだけを買ったのである。

その中にあったのが本書。

カオスなスケジュールとカオスな病院

主人公のジョアンナはマーシー・ジェネラルという病院に勤め、NDE(臨死体験)を研究している。

そのマーシー・ジェネラルにはマンドレイクというノンフィクション作家もいて、同じようにNDEを研究しているのだが、彼は死後の生について超自然的な見解を持つかなり偏向した(トンデモ)おじさんである。

マンドレイクがNDEを経験した患者にインタビューをすると、彼の答えの誘導により、みんな天使を見て、宇宙の真理がわかったような気になってしまい、ジョアンナの研究に使えるようなコメントが取れなくなる。

なので、ジョアンナは常にマンドレイクに汚染されるよりも先に患者にインタビューを試みるのだが、うまく行く時はまれである。

マンドレイクはそんなジョアンナを自分の陣営に引き込もうと常に、病院の中をジョアンナを探して歩いている、その病院も建て増しを繰り返したせいで迷宮のようになっていて、まあもうとにかくグチャグチャなんである。

そんなグチャグチャな状態の中でジョアンナは新しく病院にやってきたリチャードとともに、NDEの研究に邁進するのだが・・・

ダンジョンのような病院の中でマンドレイクから逃げつつ、真実に迫る主人公

建て増しを何回も行った迷宮のような病院の中で、悪役マンドレイクから逃げつつ、真実を捜し求めるという構図は、そのまま本書のテーマである「NDEがなんなのか」という答えに繋がっていくのだが、それは読んでのお楽しみである。

さらに、本書は時間の流れ方の速さがバンバン唐突に変わる、病院で残業をしていたらすぐに次の朝の病院の描写になる。

ここまで時間の流れが変わるのが頻繁な小説ってあんまり私は読んだことがない、映画みたいだ。

と、これもテーマに関わってくる伏線みたいなものなのだが、慣れるまでは少し大変。腰をすえて読んでいれば気にならないと思うが、途切れ途切れに読むとテンポに合わせるのに時間がかかるかもしれない。

わかりやすいキャラクターたちが作る物語は海外ドラマみたい

海外小説を時々読むが、この物語、非常に海外ドラマ(アメリカのドラマ)っぽいなと感じる時がある。

たぶん、それには条件があって、

・現代が舞台であること

・アメリカが舞台であるこ

・主人公はプロフェッショナルだけど、普通の市民として描かれていること

・登場人物の役割分担がわかりやすい

だと思う。

て書くと、ほとんどの海外(アメリカ)の小説が当てはまってしまう気がするのだが、なんかそう感じる時があるのだ、わかるでしょ?ってわからないか。

本書も私が勝手に思い込んでいるこの4つの条件を満たしていてかつ、海外ドラマっぽい。

だからなんだと言われるかもしれないが、海外ドラマっぽいのだ。

海外ドラマをぼーっと見ていて、あれ、このドラマ面白いじゃん、っていつの間にかテレビを消せなくなるみたいな。

夜9時からテレビ朝日でやっているサスペンス劇場みたいなドラマも私は好きだが、あれは完璧に様式美とマンネリの世界で、いわばビジュアル系のバンドとか歌舞伎を見る時の安心感に近いものがある。

海外ドラマってのはそれとは少しちがって、すごくわかりやすいんだけど、火曜サスペンス的な日本の様式美とは違い、なんだろう、たぶん舶来感とでもいうべきなんつーか外国のチョコみたいな味がするのだ、外国のチョコというのはフランスとかベルギーとかの高級品じゃなくて、ハーシーとかの大衆チョコである。

明治とかロッテとかの味とはちょっと違う、意外性のある味がするでしょアメリカのチョコって。

その意外性っていうスパイスを火曜サスペンスにふりかけたような海外ドラマが本書なのである、ってなんのこっちゃ。

ジテタミンとθアスパルシンって?

本書には臨死体験をする際に使うジテタミンと、臨死状態からの復帰?のために使うθアスパルシンという薬物が出てくる。

この物質を使って実際にNDEを再現できるのだろうか、もう実験は行われているのか?と思いながら本書を読んでいたが、あとがきでこの薬物は架空のものであると書かれていた。

残念。

なんだかまとまりがつかなくなったが、この物語、結構面白かった。

たぶんこの装丁(女性が横になってるだけ)と名前(航路って地味すぎるよね)からかなり売れなかったはずで、人気もないはずなのでブックオフの100円コーナーに置いてあるはず、気になる人はぜひぜひ。

新・さ迷える転職大変記 第9話 「また面接へ、特にビジョンはありません」

こんな感じの人事だった

少し楽になったけど・・・

心療内科に行き始め、少しだけ精神的に楽になってきた、が。

会社の経営状態が危なくなり、給料カットをするかもしれないという話が出て、会社内は一気に険悪なムードに。

心療内科に行く予定があるので、2週に一度くらい半休を取りたかったのだが、休みを取りづらい雰囲気になった。

さらに、締め切りについても厳しくなり、「間に合わないなら休日出勤でやってもらうかもね」と言われ精神状態は少しだけ前の状態に戻ったようになってしまった。

前に比べたら楽になったんだけど、それでもかなり辛い・・・という感じだ。

数ヶ月前に昇給をしたはずなのに、いきなりこれかよと思ったが、なんというかもう八方ふさがりな感じ。

仕事が終わらず(上司も残っていて帰れない・・・)午後10時過ぎに会社を出るようなことも多くなった。

面接へ

特に興味もなかったし、受かっても行くつもりもなかったが、経験値をあげるためという目的で転職活動をはじめてから4度目の面接に行ってきた。

場所は麻布十番、面接をしたのはその会社の人事だという30歳中盤の私と同じくらいの年齢の男性だった。

その会社はSNSやメール配信のシステムを売っている会社で、最近ソーシャルゲームに手を出し始めてそれがワリと順調だという。

ソーシャルゲームの会社は以前に落ちているし、ソーシャルゲームはキライなのでどうかと思って、「ソーシャルゲームが順調とのことですが、これからもっと伸びていくのですか?」と聞いたところ、「確かにピークは過ぎているはず」とその人事は答えた。

仮に採用になった場合私にやって欲しい仕事は、ソーシャルゲームのインターフェースのデザインなどとのことであった。

私は新しい仕事ではコーディング(プログラミング)をするつもりだったので、私はそういう業務をさせてもらえるのか聞いてみたが、「人事なのでよくわからない」とのこと。
「人事」なので「わからない」という返事自体ちょっと信用できず、ああこの会社はダメだなと思った。

さらに、ソーシャルゲーム以外の会社のビジョンというか目標みたいなものってあるんですか?と聞いたところ、「うーん今のところないですね」との答え。

私もビジョンや目標が特にあるわけではないが、会社にそういうのがないとさらに危ない。

交通費の720円をもらって、面接は終了した。

人事の男性は転職サイトなどの話もしていて、かなり詳しかった、と言うことはつまり転職してくる人が多いということで、それは離職率が高いことの裏返しでもある。
ビジョンが無きゃ人は来ないし、辞めてく人も多いだろうな。
人のこと言えないけど。

採用されても行かないつもりだったが、採用の通知は来なかった。

この会社は、行く前から会社の雰囲気みたいなものが自分に合わないなと思っていたが、行って実際に面接官と話して、自分のそのカンみたいなものは正しいなと言うことがわかった。

うん、いい経験になった。

「イヤな予感は大体当たるから、信用しろ」ということである。

薬で一時的にフワフワするけど

会社から1日休みをもらって面接に行ってきたので、休み明けに上司から社長が私が休んだことに怒っていたと聞かされた、ああ会社はかなり余裕がないのだなと思った。

薬を飲んだ直後は体がフワフワして、楽しくなる。

だがすぐに眠くなるようにもなり、というか残業が多かったからか。

酒を飲んだわけでもないのに、朝の電車で寝過ごしてしまった。

井の頭線で終点の渋谷で降りるはずが、気づいたら電車が吉祥寺行きになっていてもうすぐ下北沢、あわてて反対側の電車に乗った。

薬で楽になるものの、会社の雰囲気はさらにどんどん悪くなり、精神的にまたきつくなってきた、薬を飲んだ直後の状態が続けばいいのにと思った。

家のことは順調に進むが、勉強はダメ

そんな中、土地が首尾よく手に入るかもしれないということに。

さらにお金を借りる話も順調に進んでいた。

このまま行くと土地が手に入り、そうすれば家を建てる工事にすぐ入れる。

で、そんな時に勉強を続けていたJavaの資格試験を受けた。

ブロンズという一番下のクラスだったのだが、60%の正答率で合格のところ45%で見事に不合格。

試験料が13,000円ほどだったのでかなり痛い、受からないとお金をドブに捨てるだけだ。

で唐突に次回に続く。

連載 「新・さ迷える転職大変記」バックナンバー

新・さ迷える転職大変記 第8話 「心療内科へ」

doctor

転職、家の購入、会社、家族のことで色々な決断を迫られている気がして精神状態はドンドンと悪くなってきて、遂に妻とケンカをし、妻が家を出て行くと言い出した。

私は何を言っていいのかわからず、このまま妻と子供がいなくなったらと思うと涙が出るばかり。

妻が「私にできるのはここまで」と言って心療内科の予約を取ってくれた。

近所の心療内科へ

実は前年に会社を辞めますと上司に言った前後、私は心療内科には行っていた。

その時に行った心療内科の医者からは、「言われればうつの診断書を書きますけど、私が見る限りホントにかなり軽度のうつか、うつじゃないと思います」と言われ、ああ大丈夫なんだと思ってそれ以来、心療内科には行っていなかった。

その時も薬をもらったがほとんど飲まなかった。

しかし、今回はかなり精神的に参っていて自分でもそれがわかった。

涙が止まらなくなるのだ。

心療内科の医者は普通のおじさんで、その人に仕事と家庭のことを話した。特に何もアドバイスもなかったが、ずっとうんうんと聞いてくれたのでかなり楽になった。

最後に「その仕事に向いていないのかもね」と言われた。

抗うつ剤ももらった。

今回は薬をマジメに飲もうと思ったので、すぐ飲んだら体がフワフワし始めた。

その後妻が子供を連れて1日だけ家出をしたりする事件があったものの、仲直りをして転職と家の購入を無理せず頑張っていこうという話になった。

体がフワフワとして仕事に対する意識が変わる

薬を飲んで体がフワフワして頭がボォーっとするので仕事に対しても、適当でいいやと思えるようになり、少し楽になった。

締め切りに間に合わなくてもまあ死なないやと思えるようになった。

締め切りに遅れるのはまずいのだが、締め切りに遅れるプレッシャーを自分ひとりで真正面から受け止めると言う感じではなく、まあしょうがないんじゃないの、みんなの責任だよ、アハハと感じられるようになった。

で、そんな中探していた地域で、ちょうどいい土地が見つかり、購入の契約を結ぶこととなった。

ちょっとずついい方向に向かっている気になってきた。

連載 「新・さ迷える転職大変記」バックナンバー

Nexus 5Xが欲しいけど8 「(Nexus 5Xが買えない)Nexus 5ユーザーに送るNexus 5Xとのスペック比較」

nexus5x_6p

Nexus 5Xは買わない(金銭的に無理)ことにしたが、欲しい気持ちが大きくなってきている。

でも、Y!mobileで機種変をしても、月額料金が上がるだけだし、端末一括購入をする金銭的余裕もない。

なんで欲しいのだろうと考えてみたが、たぶん「新しいから」なんだと思う。

結構好みの彼女と付き合っていたのに、新しく現れたそんなに可愛くない娘に惹かれてしまうことがあるでしょう、で、その好みの彼女と別れて新しい娘と付き合いだしたら、なんでこの娘と付き合ってしまったんだろう、どこがいいんだ?みたいに思ってしまうことってあるでしょう?

で、なんでそんなに可愛くない娘と付き合ってしまったのかよ~く考えてみると、それは「新しい」からだったという結論に至ることが誰でもあると思う(ってないか・・・)。

で、今回のNexus 5Xはその「そんなに可愛くない娘」であるような予感がしているのだけど、私は過去の出来事から学習をしないタイプなのでその「新しさ」にクラクラしちゃっているんだ。

でももうそんな過去の自分とはおさらばしたいので、ここは冷静に今の彼女(Nexus 5)と新しい娘(Nexus 5X)の比較をしてみたい。

女性とスマホを一緒にするのはよくないことですが、半分冗談だから許してね。

1回戦:大きさ対決 「緒戦はNexus 5がまず1勝!」

まず、私がスマホで一番気になるのがその大きさである。

どんどんどんどんスマホのサイズは大きくなってきていて、多くのメーカーは6インチのタブレットのようなものをスマホだと言い張っている。

実際に6インチのスマホを使ったことがないので、悪く言うのはフェアではないが、スマホメーカーは少し頭がおかしくなっているのではないかと思う。

で、スマホと呼べるギリギリのサイズがNexus 5だと私は思ってる(思いたい)。

そこでNexus 5とNexus 5Xを比べてみると、下記の通りである。

Nexus 5 : 137.84 x 69.17 x 8.59 mm

Nexus 5X : 147 x 73 x 7.9 mm

うん、よかった。Nexus 5の方が小さい。

高さが1センチ(10mm)ほど小さく、幅も3mm程度狭い。

つまり持ちやすい、でNexus 5の圧勝である。

やった。

Nexus 5 : 1勝 0分 0敗

Nexus 5X : 0勝 0分 1敗

Nexus 5は優秀だ、うん。

(あ、大きさ勝負って書いたけど、小ささ勝負でしたね)

2回戦:重さ対決 「6gという大差でNexus 5が奇跡の連勝!」

大きさ(小ささ)ではNexus 5の圧勝となったが、大きさとくれば次に来るのは端末の重量である。

これは重さでの対決となるが、日本では基本的に体重の軽い女性の方が重い女性の方よりも人気になり勝ちである、だからこの対決も軽い方が勝つのであしからず。

これは私の趣味ではなく、日本の現実なので、しょうがない。

Nexus 5とNexus 5Xの重量を比べてみると、下記の通りである。

Nexus 5 : 130g

Nexus 5X : 136g

あぶなかった、負けそうだった・・・

いや、結果はNexus 5の圧勝である。

6gも軽いのである、あなたが強盗に襲われて、強盗があなたの持っているスマホを取り上げてあなたの顔面を殴った場合、あなたの顔面に加わる衝撃の大きさを考えて欲しい。

Nexus 5Xの方がNexus 5よりも6g分も痛くて、顔の傷も深くなるのである。

どちらがより安全な端末なのかは一目瞭然である。

サルが見てもわかる、なんて言ったらサルに怒られるのでごめんなさい。

Nexus 5 : 2勝 0分 0敗

Nexus 5X : 0勝 0分 2敗

とにかく2連勝、Nexus 5圧倒的。

3回戦:充電対決 「Nexus 5が納得の3連勝で突き放しにかかる」

重量対決も制したNexus 5、もうこれぐらいでNexus 5Xを許してあげてもいいのだが、Nexus 5Xに反撃の機会を与えないのは卑怯なので、まだまだ続ける。

Nexus 5は非接点充電であるQiに対応していて、私もQi用の充電器を購入して毎日Qiで充電している。

最新機種であるNexus 5Xも対応しているはず、と思ってNexus 5Xのスペックを調べてみるとQiという記述がオフィシャルの情報に全く載っていない、どうやら非接点充電に対応していないようだ。

だからUSBのTypeCに対応しているとかいうのを大げさに言っていたのか・・・

Nexus 5 : 非接点充電対応

Nexus 5X : -

非接点充電は置くだけなのでホント楽チンである、その楽チンさがないのではお話にならないのである。

Nexus 5 : 3勝 0分 0敗

Nexus 5X : 0勝 0分 3敗

なんか弱いものいじめみたいになってきたぞ、頑張れNexus 5X。

4回戦:解像度対決 「Nexus 5Xが意地を見せて引き分けに」

Nexus 5の勢いが止められなくなってきたが、次は解像度対決である。

これは気になる、解像度が高い方がだいたいはキレイに写るので高いほうがいいに決まっている。

最新機種であるNexus 5Xの方が高いに決まっている。

解像度は下記の通り。

Nexus 5 : 1920 x 1080

Nexus 5X : 1920 x 1080

ありゃ、一緒だ。

何か大人の事情があったのだろう、2年間で解像度は特に進化しないということなのだろうか。

最新機種が2年前のNexus 5と同じ解像度なのであれば、2年前の勝ち!としたいところだが、それはかわいそうなので引き分けにしてあげる。

Nexus 5 : 3勝 1分 0敗

Nexus 5X : 0勝 1分 3敗

Nexus 5Xが意地を見せた、ことにしてあげる。

5回戦:CPU対決 「Nexus 5がNexus 5Xに勝ちを譲る大人の対応」

次はみんな気になるCPUである、CPUに関しては新しい端末の方がスペックが高いに決まっている、しょうがない、だから勝負すること事体ずるい、でもNexus 5Xにも1勝くらいしてもらわないと弱いものいじめしてるみたいだから、勝負してあげる。

Nexus 5 : Snapdragon 800 MSM8974 2.26GHz (クアッドコア)

Nexus 5X : Snapdragon 808 1.8GHz×2+1.4GHz×4 (ヘキサコア)

CPUのスペック比較というのは実際に動かして比較しないとなんともいえないが、新しい方がが基本的には速いというのも事実。

ここでは多くは触れないが、クアッドはCPUが4個でヘキサはCPUが6個の意味であることを一応言っておく、一応。

でも、4個から6個になりましたって言われてもなあ、びんぼくさいなぁ。

Nexus 5 : 3勝 1分 1敗

Nexus 5X : 1勝 1分 3敗

Nexus 5Xに勝ちを与えてしまった、次はNexus 5に有利な条件にしないとまずい。

6回戦:メモリー対決 「驚きの結果が」

CPU対決では惜しくも勝利を逃してしまったが、次はメモリー(RAM)対決だ。

でも、メモリーも新しい端末の方が多く積んでいるはず、負けちゃうかも。

Nexus 5 : 2GB

Nexus 5X : 2GB

なんと、一緒だ。

解像度と同じく大人の事情があったのだろう、2年間でメモリーは特に進化しないということなのだろうかってほんとかよ。

最新機種が2年前のNexus 5と同じなのであれば、2年前の勝ち!としたいところだが、それはかわいそうなので引き分けにしてあげる。

Nexus 5 : 3勝 2分 1敗

Nexus 5X : 1勝 2分 3敗

Nexus 5Xに追いつかれてきたような気がするが、まだ2勝リード。

7回戦:内蔵ストレージ対決 「アレ?」

メモリー(RAM)対決ではNexus 5が善戦し、引き分けに持ち込んだ。

次は内蔵ストレージ(ROM)対決、、メモリーと同じでこれも新しい端末の方が多く積んでいる傾向にある、ここは負けちゃうかも。

Nexus 5 : 16/32GB

Nexus 5X : 16/32GB

あれまた、一緒だ。

Nexus 5Xでは外付けに対応するかもと思っていたが、そうはならず、2年前と全く同じである。

実際端末の内蔵ストレージの大きさというのはあまり、気にならない。

端末に入っていなくてもいいデータはDropboxやGoogle Driveに逃してしまえば何の問題もないし、PCと共有したいデータなのであればDropboxかGoogle Driveに入っていたほうが都合がよい。

だからどれくらいのデータを入れられるかというのはあまり重要なことではないのだろう。

と、マジメにまとめてみた。

Nexus 5 : 3勝 3分 1敗

Nexus 5X : 1勝 3分 3敗

8回戦:カメラ対決 「Nexus 5Xが徐々に盛り返す」

携帯のカメラなんて、とずっとバカにしていたが、そんな私も資金難から一眼レフを売り飛ばし、今では携帯(スマホ)のカメラしか使っていない(しか持っていない)。

さらにスマホだと、DropboxやGoogle Driveに自動的に同期してくれるので非常に便利だ。

スマホカメラ万歳!なのだ。

で、2機種の比較は下記の通り。

Nexus 5 : リア-800万画素(手ぶれ補正あり)/フロント-130万画素

Nexus 5X : リア-1235万画素(手ぶれ補正なし?)/フロント-500万画素

リアというのは画面の後ろ側についている普通のカメラで、フロントというのは画面側に付いているカメラのことである。

残念ながらNexus 5Xの勝ち!

でも、Nexus 5Xは手ぶれ補正がなしらしい。

5Xの場合、シャッターを押した前後の瞬間も数枚記録してその中から一番いいショットを選ぶ機能が付いているようだ(ラッキーショットというみたい)。

でもそんなんで手ぶれ補正なしをカバーできるのか?なんて意地悪な私は思ってしまう。

だから、ちょっと怪しいぞNexus 5X!大丈夫か!

でも私は優しいのでNexus 5Xの勝ちにしてあげる。

Nexus 5 : 3勝 3分 2敗

Nexus 5X : 2勝 3分 3敗

9回戦:バッテリー対決 「Nexus 5XがなんとNexus 5に並ぶ・・・」

スマホが出回り始めた頃はCPUの性能よりもバッテリーの容量をみんな気にしていたはず、それくらいなくなるのが早かった。

あの頃はほんとにすぐに電池がなくなっていたが、今では一晩充電しておけば次の日は丸一日ストレスなく使えるレベルになっていると思う。

で、バッテリーの容量である、2機種の容量は下記の通り。

Nexus 5 : 2300mAh

Nexus 5X : 2700mAh

ここも、残念ながらNexus 5Xの勝ち・・・

これは、もうしょうがない、新しいんだものNexus 5Xの方がさ。

Nexus 5 : 3勝 3分 3敗

Nexus 5X : 3勝 3分 3敗

追いつかれてしまった、次はNexus 5に有利な条件にしなくては。

10回戦:SIMフリー対決 「Y!mobileの反則により、Nexus 5の判定勝ち!」

これもスマホが出回り始めた頃から話題になっていたことであり、私がスマホをNexus 5に機種変した理由のひとつがこれだった。

実際に格安SIMを挿して使っていないのでSIMフリーの恩恵はまだ受けていないのだが、2年縛りが終わった後の乗り換えの自由度が高くなるのは魅力的であるし、実際私は格安SIMに乗り換える予定。

Nexus 5 : SIMフリー

Nexus 5X : 一応SIMフリー、でも180日待ってね(Y!mobile版)

この勝負はずるをするつもりはないんだけど、なんとY!mobile版のNexus 5XはSIMフリーにするのに180日待ってね、ということらしい。

なんじゃそりゃ、ケチをつけるわけではないが意味わからん。

だからY!mobileの反則でNesux 5の勝ち。

(Nexus 5XはGoogle Storeで買えばSIMフリーみたいです)

Nexus 5 : 4勝 3分 3敗

Nexus 5X : 3勝 3分 4敗

辛くも(ずるして)Nexus 5が1勝リード。

11回戦:通信方式対決 「Nexus 5Xが追いつく」

特に気になっていなかったが、通信方式も比べなくてはならない。

買った当時は気にならなかったが、最近Nexus 5の通信速度が遅くなったような気がする。

2年経てば、通信速度は速くなっているはず。

Nexus 5 : 3G LTE

Nexus 5X : VoLTE

うん、なんか速そう。

通信速度は環境に依存するので、VoLTEが速いとは決め付けられないが、たぶん速いのだと思う。

よくわからない人はググって調べて私に教えてください。

Nexus 5 : 4勝 3分 4敗

Nexus 5X : 4勝 3分 4敗

追いつかれた。

12回戦:価格対決 「最終戦はNexus 5の圧勝!」

遂に最終戦である。最後の戦いはみんなが一番気になるお金の話。

つまり本体価格である。

Nexus 5 : 350ドル (発売当時のEMOBILEでの新規契約の端末価格50,000円程度)

Nexus 5X : 379ドル(Y!mobileでの新規契約の端末価格が75,168円)

数十ドルの差しかないのに、なんで20,000円以上違うのか・・・

アベノミクスによる円安とY!mobileの変な値付けによりこんな価格差になってしまったようです。

言いたいことや罵倒したいこともたくさんあるが、長くなるので割愛。

勝者は多くを語らないのです。

Nexus 5 : 5勝 3分4敗

Nexus 5X : 4勝 3分5敗

結果:「Nexus 5がなんとか頑張って(無理して)勝利!」

なんとかNexus 5を勝たせようとして、いろんな理由をでっち上げてNexus 5の勝利にしようとしたが、そうしなくてもなんとか勝てたって結構ズルしてごめんなさい。

でも、Nexus 5に有利な条件で勝負をしたということは、Nexus 5Xが優っている機能を私はあまり重要視していないということがわかった。

で、Nexus 5Xを悪く言ったということも関係してるかもしれないがNexus 5の方が自分には合っているなと思った。ホントに。

だからヤッパリ私はNexus 5(好みの彼女)との付き合いを続けていきます。

参考にならないと思うけど、迷ってる人は参考にしてね。

連載終了 「NEXUS 5Xが欲しいけど」バックナンバー

  1. 「理想と現実」
  2. 「Nexus 5のままでいいのか?」
  3. 「Nexus 5、Nexus 6、Nexus 5X、Nexus 6Pのスペック比較してみた」
  4. 「Android6.0は何が変わった?フォントだよ!」
  5. 「Y!mobileでの月額料金が決定・・・」
  6. 「買わないことにした」
  7. 「買わないことにしたけど、欲しくなる」
  8. 「(Nexus 5Xが買えない)Nexus 5ユーザーに送るNexus 5Xとのスペック比較」
  9. 「さよならY!mobile」
  10. 「やっぱりさよならY!mobile」
  11. 「欲しい端末が出てきた?けど」
  12. 「ついにMNP予約番号をって、取れないじゃん・・・」
  13. 「MNP予約番号を取得!そして格安SIMに申し込んだ」
  14. 「格安SIMに乗り換え完了、Nexus 5をしばらく使う予定」
  15. 「Nexus 5の後継機はAcer Liquid Z530に」(番外編)

Nexus 5Xが欲しいけど7 「買わないことにしたけど、欲しくなる」

nexus5x_white_back

値段が高いのを理由に、Nexus 5Xは買わないことにしたけど・・・

ネットでNexus 5Xのことを検索すると、「遂にNexus 5Xが届いた!」とか「開封の儀」みたいなブログの報告がいっぱい出てきます。

いいなぁ。

で、どこかのメーカー新しいスマホが出ていないか探してみるが、いいなと思ってもスペックがうーんという感じ。

でも、一番気になる部分がOSで、Android5.1と書いてあるとちょっと興ざめしてしまう。

実際にはAndroid6.0にすぐにアップデートできてしまうのかもしれないけど、Androidがいまだにダサい感じなのは各社のOSバージョンがバラバラだからだと思うのだけど、どうなんだろう。

スマホ欲しいなと思ってAndroid端末のことを価格comなんかで調べてみると種類がたくさんあってさらに、そのOSがバラバラなのに戸惑って結局iPhone選んじゃうんだろうな、わかるよその気持ち。

Nexusシリーズが欲しくなるのはOSが常に最新版という約束があるからっつーのが一番大きいんだよ、ということは次の端末もNexusにしなくちゃいけないってことか、それはそれでなんだかなぁ。

来年はNexus 5XX(ダブルエックス)みたいのがでるのかな、だとしたら少し小さくしてください。画面が6インチって、それタブレットだよ。

連載終了 「NEXUS 5Xが欲しいけど」バックナンバー

  1. 「理想と現実」
  2. 「Nexus 5のままでいいのか?」
  3. 「Nexus 5、Nexus 6、Nexus 5X、Nexus 6Pのスペック比較してみた」
  4. 「Android6.0は何が変わった?フォントだよ!」
  5. 「Y!mobileでの月額料金が決定・・・」
  6. 「買わないことにした」
  7. 「買わないことにしたけど、欲しくなる」
  8. 「(Nexus 5Xが買えない)Nexus 5ユーザーに送るNexus 5Xとのスペック比較」
  9. 「さよならY!mobile」
  10. 「やっぱりさよならY!mobile」
  11. 「欲しい端末が出てきた?けど」
  12. 「ついにMNP予約番号をって、取れないじゃん・・・」
  13. 「MNP予約番号を取得!そして格安SIMに申し込んだ」
  14. 「格安SIMに乗り換え完了、Nexus 5をしばらく使う予定」
  15. 「Nexus 5の後継機はAcer Liquid Z530に」(番外編)

今戦争になったら、満洲事変から日本の敗戦にいたるまでの過程を同じようにトレースするんじゃないのか 『満洲暴走 隠された構造 大豆・満鉄・総力戦』

満州暴走隠された構造

書名:『満洲暴走 隠された構造 大豆・満鉄・総力戦』

著者:安富歩

ISBN: 978-4046534354

刊行日:2015年6月20日

価格:800円(税別)

発行:角川新書

ページ数:255

形態:新書

満州国とは一体なんだったのか?ということを噛み砕いて説明してくれるのが本書。

本書を要約すると、日本の軍部の起こした満洲事変によって日本の傀儡国家となった満洲国は大豆の生産、満鉄の輸送力、満洲の特殊な地域性により経済的な成功を収め、それに味をしめた日本の軍部が中国との戦争の戦線を拡大して戦争が泥沼化し、やがて日本の敗戦にいたるという内容である。

で、その原因となったのは日本独特の「立場主義」であると、著者は説明する。

立場主義とは聞きなれない言葉だが、ようするに自分の立場を守ることに固執するあまり大勢を見誤るということである。

最近の安保法案の泥仕合などがそのいい例だろう、法案を通したい立場、通したくないという立場、その人たちが罵り合っている、それだけの騒ぎだった。

この先に戦争があるかもしれないのであれば、その戦争の話をしなければならないのに。

今戦争になったら、満洲事変から日本の敗戦にいたるまでの過程を同じようにトレースした事態が起きるだろうな。

私は選挙には欠かさず行って自民党以外の党に投票してきた。それが私の政治活動だと思っていた。

小さい活動だが、それで社会は悪い方には行かないと思ってきた。

でも最近、その私の政治活動は全く社会を少しも動かしていないと思い始めた、じゃあどうすりゃいいんだ。

デモに行くのか?

うーん、何か違う気がするんだよな。

安保法案のデモに行った人全員が次回の選挙にちゃんと投票してくれれば自民党よりもましな政党が政権を担えると思うんだけど。

それまでみんな覚えてられるのかな。

安保法案の泥仕合への違和感 『国家のエゴ』

国家のエゴ

書名:『国家のエゴ』

著者:佐藤優

インタビューの聞き手:姜尚中

ISBN: 978-4022736307

刊行日:2015年8月30日

価格:720円(税別)

発行:朝日新聞出版

ページ数:205

形態:新書

以前より義理の父から本を何冊ももらっているが、今回もそんな本の中の一冊である。

新書で、さらに発売されたのも最近と、通常の私の本の購入サイクル(最近はブックオフや古本屋の文庫100円コーナーでのみ購入)からは完全に外れる本なので、お義父さんからもらわなければほぼ確実に読まなかった本である。

佐藤優(さとうまさる、らしい、さとうゆうではない)は最近というか以前から気になっていて、読もうかなと思っていたのでちょうどよい機会であった。

この本で語られていることを私の解釈で要約すると、

安倍首相はとにかく安保法案を通したかったが、その法案自体は使い物にならない、でも今日本という国家の運営を行っている人たちは近視眼的な考えしかないのでとんでもないことになる、ということである。

で、なるほどと思ったのが日本は戦前も戦後も強い国であり覇権的な帝国主義の国であるという指摘、詳しくは本書を・・・だが、確かにそういう考え方もあるんだと思ったのだ。

安保法案の顛末を見ていると賛成派と反対派が見当違いなところでののしりあいの泥仕合をしていて、私の懸念(日本が今後どこかの国と戦争をしてしまい、人がたくさん死ぬのではないかという不安)は何も解決されなかった、報道見る限りでは。

で、本書である。著者の佐藤優はかなり冷静に(感情論にならず、ということ、感情をうまく隠しているだけかもしれないけど)気になる部分を語ってくれている。

あと、最近日本会議という極右団体が政権を牛耳っているということを知ったのだが、そのサイトを時々見ているのだが胸糞悪くなる。